Excel練習問題5：数値以外を空白に変換する関数

問題

Excelを使用して、数値以外を空白に変換する関数を作成してください。以下が入力例です。

＜入力＞

A
1
あ
１　(　← こちらは全角数字です　)

＜出力＞

1

これは、前回の応用問題です。

• Excel練習問題3：数値かどうかを調べる関数
• Excel練習問題4：FALSEの場合、空白に変換する関数

ヒント

この変換を行うために、次の関数を作成します。

=ISNUMBER()

=IF(論理式, TRUE値, FALSE値)

練習用の表

実際にExcelを使用して、数値以外を空白に変換する関数を作成してみましょう。

関数の作成方法には、2つの方法があります。

• 複数の関数に分ける場合は、「作業セル1」と「作業セル2」をご利用ください。
• 1つの関数にまとめる場合は、「関数」のセルをご利用ください。

💡 POINT

関数が複雑になる場合は、関数を分割して考えると理解しやすくなります。この方法は作業セルとして知られています。 

入力	期待値	作業セル１	作業セル２	関数
A
1	1
あ
１

🔗（閲覧専用）練習用のEXCELはこちら　←　ダウンロードできます

答え

それでは、Excelを使用して確認してみましょう。

入力	期待値	作業セル１	作業セル２	関数
A		=ISNUMBER(A2)	=IF(C2=FALSE,"", A2)	=IF(ISNUMBER(A2)=FALSE,"", A2)
1	1	=ISNUMBER(A3)	=IF(C3=FALSE,"", A3)	=IF(ISNUMBER(A3)=FALSE,"", A3)
あ		=ISNUMBER(A4)	=IF(C4=FALSE,"", A4)	=IF(ISNUMBER(A4)=FALSE,"", A4)
１		=ISNUMBER(A5)	=IF(C5=FALSE,"", A5)	=IF(ISNUMBER(A5)=FALSE,"", A5)

実際のExcelでの具体的な数値は、以下の通りです。

入力	期待値	作業セル１	作業セル２	関数	結果
A		FALSE			OK
1	1	TRUE	1	1	OK
あ		FALSE			OK
１		FALSE			OK

関連リンク

• Excel練習問題3：数値かどうかを調べる関数
• Excel練習問題4：FALSEの場合、空白に変換する関数