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Excel練習問題7:日付表示をカスタマイズする関数

日付表示をカスタマイズする内容

  • 日付の足し算をする
  • 日付のスラッシュを消す【8桁】
  • 日付と文字列をつなげて表示する

問題

Excelを使用して、入力した日付に6日を加え、日付の表記からスラッシュを取り除き、最後に文字列「_あああ」を追加して表示する関数を作成してください。以下が入力例です。

<入力>

2023/12/18
2023/12/30
2023/1/1

<出力>

20231224_あああ
20240105_あああ
20230107_あああ

ヒント

この変換を行うために、次の手順で関数を作成します。

  1. 日付に6日を足す: セル + 6
  2. 1 の結果から、スラッシュを消す【8桁】:  TEXT( 1の結果, "yyyymmdd")
  3. 2の結果と文字列を結合して表示する:  2の結果&"_あああ"

練習用の表

実際にExcelを使用して、入力した日付に6日を加え、日付の表記からスラッシュを取り除き、最後に文字列「_あああ」を追加して表示する関数を作成してみましょう。

関数の作成方法には、2つの方法があります。

  • 複数の関数に分ける場合は、「作業セル1」〜「作業セル3」をご利用ください。
  • 1つの関数にまとめる場合は、「関数」のセルをご利用ください。

💡 POINT

関数が複雑になる場合は、関数を分割して考えると理解しやすくなります。この方法は作業セルとして知られています。 

入力 期待値 作業セル1 作業セル2 作業セル3 関数 結果
2023/12/18 20231224_あああ          
2023/12/30 20240105_あああ          
2023/1/1 20230107_あああ          

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答え

それでは、Excelを使用して確認してみましょう。

入力 期待値 作業セル1 作業セル2 作業セル3 関数 結果
2023/12/18 20231224_あああ =A2+6 =TEXT(C2, "yyyymmdd") =D2&"_あああ” =TEXT(A2+6, "yyyymmdd")&"_あああ” OK
2023/12/30 20240105_あああ =A3+6 =TEXT(C3, "yyyymmdd") =D3&"_あああ” =TEXT(A3+6, "yyyymmdd")&"_あああ” OK
2023/1/1 20230107_あああ =A4+6 =TEXT(C4, "yyyymmdd") =D4&"_あああ” =TEXT(A4+6, "yyyymmdd")&"_あああ” OK

実際のExcelでの具体的な数値は、以下の通りです。

入力 期待値 作業セル1 作業セル2 作業セル3 関数 結果
2023/12/18 20231224_あああ 2023/12/24 20231224 20231224_あああ 20231224_あああ OK
2023/12/30 20240105_あああ 2024/01/05 20240105 20240105_あああ 20240105_あああ OK
2023/1/1 20230107_あああ 2023/01/07 20230107 20230107_あああ 20230107_あああ OK