エクセルを使ってデータを管理しているときに、「この文字がいくつ含まれているのか知りたい!」と思ったことはありませんか?今回は、「、」のような特定の文字をセル内で数える方法をご紹介します。数式を使うだけで簡単に実現できます!
手順:特定の文字をカウントする数式
エクセルには「特定の文字を数える専用の関数」はありませんが、以下の数式を組み合わせることで実現できます。
=LEN(A1)-LEN(SUBSTITUTE(A1,"、",""))
この数式の仕組み
-
LEN(A1)
セル A1 の文字数を取得します。 -
SUBSTITUTE(A1,"、","")
セル A1 の中から「、」をすべて削除します。 -
LEN(SUBSTITUTE(A1,"、",""))
「、」を削除した後の文字数を取得します。 -
全体の数式
元の文字数から「、」を削除した後の文字数を引くことで、「、」の個数を算出します。
実際の例
以下のようなデータがセル A1 に入力されているとします:
いちご、りんご、ばなな、めろん
上記の数式を適用すると、以下の結果が得られます:
3
「、」が 3 個含まれていることが簡単に確認できました!
応用例:他の文字や記号にも使える!
この方法は「、」だけでなく、任意の文字や記号にも応用可能です。例えば、「-」や「/」など、どんな文字でも以下の部分を変更するだけで対応できます。
SUBSTITUTE(A1,"調べたい文字","")
例:スラッシュ(/
)の個数を数える場合
=LEN(A1)-LEN(SUBSTITUTE(A1,"/",""))
まとめ
エクセルで特定の文字を数える方法をご紹介しました。今回の数式を使えば、「、」のような区切り文字や、他の記号・文字も簡単にカウントできます。ぜひ日々のデータ管理に役立ててください!