ITのえんぴつ

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SSH接続時の「Connection closed」エラーの原因と対処法

SSH接続を試みた際に、パスワード入力後に以下のようなエラーメッセージが表示され、接続ができないことがあります。

Connection closed by 203.0.113.1 port 22

このエラーは、サーバー側から接続が閉じられたことを意味します。原因はいくつか考えられますが、今回のケースでは「パスワードに空白が含まれていた」ことが問題でした。

エラーの原因: パスワードの空白

SSH接続時に手入力でパスワードを入力する際、意図せず空白文字(スペースやタブ)が入ってしまうことがあります。特に、コピー&ペーストでパスワードを入力する場合、前後に不要なスペースが含まれることがあり、それが原因で認証エラーや接続拒否が発生することがあります。

対処方法

1. パスワードを手入力する

パスワードをコピー&ペーストせず、手入力してみてください。これにより、不要な空白が入るリスクを減らせます。

2. パスワードのコピー時に不要な空白を取り除く

パスワードをコピーする際に、メモ帳やテキストエディタに貼り付けて前後の空白がないことを確認し、その後SSH接続時に入力すると安心です。

3. SSH鍵認証を利用する

パスワード認証ではなく、SSH鍵認証を使用すると、パスワード入力ミスを防げます。鍵ペアを作成し、サーバーに公開鍵を登録することで、より安全かつスムーズな接続が可能になります。

まとめ

SSH接続時に「Connection closed」エラーが発生した場合、まずはパスワードの入力ミス(特に空白の有無)を疑いましょう。コピー&ペーストの際は、空白が含まれていないか注意し、可能であればSSH鍵認証に切り替えることをおすすめします。