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【公開鍵暗号】OpenSSH形式とPuTTY形式の特徴・違い

システム開発やネットワーク管理において、リモート接続を行う際には、セキュアな通信を確保するためにSSH(Secure Shell)がよく使用されます。SSHを利用する際には、公開鍵認証を行う必要がありますが、鍵の形式にはOpenSSH形式とPuTTY形式の2つがあります。それぞれの特徴と違いについて簡単にまとめてみました。

OpenSSH形式 vs PuTTY形式

特徴 OpenSSH形式 PuTTY形式
主な利用例 LinuxUnix系のシステムでのSSH接続 Windows上でPuTTYを使用したSSH接続
ソフトウェア OpenSSHはオープンソースSSHクライアントおよびサーバーソフトウェアであり、LinuxUnixベースのシステムで一般的に使用されています。 PuTTYWindows向けの無料のSSHおよびTelnetクライアントソフトウェアであり、GUIベースの操作が可能です。
鍵の生成 OpenSSH形式では、ssh-keygenコマンドを使用して鍵ペアを生成します。 PuTTY形式では、PuTTY Key GeneratorというGUIツールを使用して鍵ペアを生成します。

OpenSSH形式とPuTTY形式は、それぞれの環境で利用するための形式であり、特定のツールやプラットフォームに適しています。使用する環境やツールに応じて、適切な形式を選択しましょう。

以上が、OpenSSH形式とPuTTY形式の特徴と違いについての解説です。異なる形式の公開鍵を理解し、適切に使い分けることで、SSH接続のセキュリティを向上させることができます。