Excel VBAでは、ユーザーに対してメッセージを表示したり、ボタンやアイコンを含むダイアログボックスを表示したりするために、MsgBox
関数が利用されます。この記事では、MsgBox
関数の基本的な使い方と、サンプルコードを紹介します。
1. 引数なしでメッセージだけ表示する
最も基本的な使い方は、引数なしでメッセージだけを表示することです。以下のサンプルコードを参照してください。
Sub メッセージボックスを表示する()
MsgBox "メッセージ"
End Sub
このコードを実行すると、"メッセージ"というメッセージボックスが表示されます。
2. ボタンとアイコンを設定する
MsgBox
関数では、表示されるメッセージボックスに対してボタンやアイコンを設定することができます。以下は、ボタンとアイコンを設定したサンプルコードです。
Sub メッセージボックスを表示する()
MsgBox "ボタンとアイコンを設定したメッセージ", vbExclamation + vbOKOnly
End Sub
このコードでは、vbExclamation
を使用してアイコンを警告アイコンに、vbOKOnly
を使用してOKボタンのみ表示するように設定しています。
3. タイトルを設定する
メッセージボックスにタイトルを設定することもできます。以下のサンプルコードを参照してください。
Sub メッセージボックスを表示する()
MsgBox "タイトルを設定したメッセージ", , "カスタムタイトル"
End Sub
このコードでは、メッセージボックスのメッセージとカスタムタイトルが表示されます。
まとめ
MsgBox
関数は、Excel VBAで簡単にメッセージボックスを表示するための便利な関数です。基本的な使い方やボタン、アイコン、タイトルの設定方法を理解することで、ユーザーとの対話を効果的に行うことができます。
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