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Excel練習問題10:1か月前の初日と最終日を表示する関数

問題

Excelを使用して、1か月前の初日と最終日を表示する関数を作成してください。以下が入力例です。

<入力>

2023/10/31
2023/10/31
2024/01/28
2024/01/28
2024/02/28
2024/02/28

<出力>

2023/09/01
2023/09/30
2023/12/01
2023/12/31
2024/01/01
2024/01/31

ヒント

この変換を行うために、月末の日付を計算するEOMONTH関数を使用します。

最終日を表示する方法>

  • 当月の最終日の計算式:=EOMONTH(与えられた日付, 0)
  • 1か月前の最終日の計算式:=EOMONTH(与えられた日付, -1)

この関数は入力された日付の1か月前の末日を直接取得します。

また、初日を求める式もこれらのEOMONTH関数を活用します。

初日を表示する方法>

  • 当月の初日の計算式:=EOMONTH( 与えられた日付 ,-1)+1
  • 1か月前の初日の計算式:=EOMONTH( 与えられた日付 ,-2)+1

これは、EOMONTH 関数を使用して入力された日付の2か月前の末日を取得し、そこから1日を加えることで1か月前の初日を得ます。

練習用の表

実際にExcelを使用して、1か月前の初日と最終日を表示する関数を作成してみましょう。

入力 期待値 関数 結果
2023/10/31 2023/09/01    
2023/10/31 2023/09/30    
2024/01/28 2023/12/01    
2024/01/28 2023/12/31    
2024/02/28 2024/01/01    
2024/02/28 2024/01/31    

🔗(閲覧専用)練習用のEXCELはこちら ← ダウンロードできます

答え

それでは、Excelを使用して確認してみましょう。

入力 期待値 関数 結果
2023/10/31 2023/09/01 =EOMONTH(A2,-2)+1 OK
2023/10/31 2023/09/30 =EOMONTH(A3, -1) OK
2024/01/28 2023/12/01 =EOMONTH(A4,-2)+1 OK
2024/01/28 2023/12/31 =EOMONTH(A5, -1) OK
2024/02/28 2024/01/01 =EOMONTH(A6,-2)+1 OK
2024/02/28 2024/01/31 =EOMONTH(A7, -1) OK

実際のExcelでの具体的な数値は、以下の通りです。

入力 期待値 関数 結果
2023/10/31 2023/09/01 2023/09/01 OK
2023/10/31 2023/09/30 2023/09/30 OK
2024/01/28 2023/12/01 2023/12/01 OK
2024/01/28 2023/12/31 2023/12/31 OK
2024/02/28 2024/01/01 2024/01/01 OK
2024/02/28 2024/01/31 2024/01/31 OK