ITのえんぴつ

Google Blockly開発者ツールやIT・プログラミングを研究して発信するブログ

git pull/pushが「SSL certificate problem」で失敗する時の対応

事象

git pull/pushすると、下記のエラーログがでて失敗しました。

git push origin develop
fatal: unable to access '<https://github.com/hateneko/project1.git/>'
: SSL certificate problem: unable to get local issuer certificate

原因

Gitのデフォルト設定では、「SSL証明書」の検証がONになっており、「自己署名証明書」の場合はgit pull/push 等のリモート接続を受け付けないため。

・「SSL証明書」はインターネット上の身元証明です。

・「自己署名証明書」とは、認証局ではない個人で作成した秘密鍵 によって署名された証明書のこといいます。

・「認証局」とは、SSL証明書を発行する公的に信頼されている第三者認証機関です。

対処法

SSLサーバ証明書の検証をOFFにする

(ただし、個人開発ではない場合は、安易にSSL証明書の検証をOFFにせず、開発責任者へ対処法を確認すること。)

以下の①あるいは②の方法で回避します。

①以下のコマンドを実行する

git config --global http.sslVerify false

② .gitconfig に以下の設定を追加する

[http] sslVerify = false

※ ① → ②へ反映されるため、どちらでも同じ結果となります。

参考